自律神経の乱れと背中の張りの関係
最近、「背中が重だるい」「肩甲骨のあたりがつっぱる」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
ストレスや季節の変わり目、スマホ・パソコンの長時間使用などで、知らず知らずのうちに体は緊張しています。
今回は、自律神経と背中の張りの関係、そしてサロンでできるケアについてご紹介します。
自律神経とは?
私たちの体は、「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経のバランスでコントロールされています。
- 交感神経:日中や緊張しているときに働く「活動モード」
- 副交感神経:夜やリラックスしているときに働く「休息モード」
ストレスや疲れでこのバランスが崩れると、筋肉や血流、内臓の働きにも影響が出てしまいます。

背中の張りが起こる理由
背中の両側には、自律神経の通り道である交感神経幹が並んでいます。
ストレスなどで交感神経が優位になると、背中の筋肉が無意識に緊張し、血流が悪くなって「張り」「こり」「だるさ」を感じやすくなります。
また、自律神経が乱れると呼吸も浅くなりがち。
背中や肋骨まわりの筋肉がかたまり、さらに呼吸がしづらくなる――そんな悪循環に陥ってしまうのです。
改善・予防のポイント
① 深呼吸でリラックス
ゆっくりとした腹式呼吸を意識することで、副交感神経が働き、背中の緊張が和らぎます。
② 背中を温める
温めることで血流が良くなり、筋肉のこわばりがほぐれます。
ハーブサウナ・よもぎ蒸し・温湿布などは、自律神経の調整にもおすすめです。
③ 姿勢の見直し
長時間のデスクワークやスマホ操作で前かがみになると、背中が緊張し続けてしまいます。
時々、肩を回したり、肩甲骨を寄せるストレッチを取り入れてみましょう。

サロンでできるケア
当サロンでは、ハーブの香りと温かさで全身を包み込み、乱れた自律神経をやさしく整えていきます。
背中のこりや張りがゆるむと、呼吸も深くなり、心まで軽く感じられるはずです。
疲れが背中に出やすい方、最近ストレスを感じる方は、ぜひ一度ゆっくりと体を温めにいらしてくださいね。

