意外と知らない腸のお話し。

こんにちは!TREVOの山本です(*^_^*)

さて、本日は私の大好きな腸のお話です!(^^)!




「腸の役割」と聞いて何を思い浮かべますか?





「栄養や水分を吸収するところ」「便をつくるところ」あたりを思い浮かべる方が多いと思います。







その通りなのですが、

では、小腸と大腸の違いはご存知ですか?




《小腸と大腸の違い》



★長さと表面積
小腸:5~7メートル テニスコート1面分
大腸:1.5メートル テニスコート半面分


★吸収するもの
小腸:栄養素、ミネラル、水分
大腸:水分、ミネラル、短鎖脂肪酸

私たちが食べたものは、まず胃酸で溶かされ、小腸でより細かく分解し吸収されていきます。
大腸では小腸で吸収しきれなかった水分やミネラルが吸収されます。
また腸内細菌によって、一部の食物繊維が分解されて、酢酸や酪酸が作られます。
酢酸や酪酸を総称して短鎖脂肪酸といいます。




★腸内細菌の数
小腸:~1兆個
大腸:100兆個以上

実は、ほとんどの腸内細菌は大腸にいます。100兆個以上も!!



小腸にも腸内細菌はいますが、大腸に比べると1/100以下です。
小腸にはわずかに酸素が残っているため、酸素があっても生きられる菌が住みついています。
具体的には乳酸菌や大腸菌など。

一方、大腸にはほとんど酸素がないので、酸素があっても生きられる菌と生きられない菌の両方が住みついています。
例として有名なのはビフィズス菌です。




★病気の発生頻度
小腸:他の臓器より低い
大腸:他の臓器より高い


日本で最も患者数の多いがんは「大腸癌」です。
一方、小腸の病気は大腸と比べると発生率は極めて少ないです。
つまり、小腸は病気になりにくく、大腸は病気になりやすいといえます!!


この理由は「小腸には多くの免疫細胞が集まっている」ためだと考えられています。


体内に入ってきたウィルスなどの異物を排除したり、がん細胞を攻撃したりします!
小腸には、体全体の6割以上もの免疫細胞が集まっているため、小腸は病気になりにくいのです。

一方で、大腸は小腸以外の臓器と比べても病気の発生頻度が高いです。
これには腸内細菌が関係していると考えられています。
善玉菌が多く腸内環境のバランスがとれいていると問題ないのですが、
腸内細菌の中には私たちの健康を害する悪玉菌がたくさんいます。





悪玉菌が多い腸内環境だと、


・血液ドロドロ
・体内脂肪の蓄積
・余分な水分の蓄積・むくみ
・免疫力の低下
・便秘
・肌荒れ、肌の衰え
・慢性的な疲れ 


などが症状としてあげられます。





腸内環境のバランスが乱れていると感じる方へ、



腸内環境は食事で改善する事が出来ます!(^^)!




まず大事なのはやっぱり野菜です。

野菜は食物繊維を多く摂れるので、便秘解消だけでなく、便の状態をよくしたり、ビフィズス菌の増加に効果的です。

1つの野菜をたくさん食べるのではなく、数種類を組み合わせたり、温野菜やスープにするなど工夫をして食べる事がお勧めです!(^^)!




そして、発酵食品です。お漬物や納豆、ヨーグルトなど。

腸内環境を元気にしてもともと常在しているビフィズス菌や乳酸菌を増やします。
それによって、腸のぜん動運動を活発にする酢酸や乳酸を産生するので、定期的な排便を促し、善玉菌優位の腸内環境を作ります♪



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腸内環境があまり良くないかもと感じる方はぜひお試しください(*^_^*)

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